平成28年度 研究発表中間報告
研究テーマ 「アクティブ・ラーニングによる学習意欲の向上」
助言者 長沼 康成 主任指導主事
(福岡県教育センター 教科教育班)
発表者 春田 真伍 教諭 (田川高校)
司会者 前山 太志 教諭 (西田川高校)
記録者 小川 貴大 常勤講師 (田川科学技術高校)
1 研究体制について
春田 真伍(田川高校)、前山 太志(西田川高校)、
小川 貴大(田川科学技術高校)、真保栄 俊(東鷹高校)の4名で
アクティブラーニングによって学習意欲を向上させるための方策を探る。
2 研究テーマについて
今回は田川地区4校の共通課題「主体的に学習に取り組む生徒が少ないこと」をアクティブラーニングで解消するべく研究する。生徒が活動する場を多くすることで、学習意欲の向上を図る。また、今後各学校でアクティブラーニングに取り組む際の課題を見つけることも目的としている。
3 研究方法について
○田川地区4校で、それぞれ学校の特色に応じたアクティブラーニングを行う。
○筑豊地区の生徒に、学習意欲を調査するアンケートを実施する。
○各学校でアクティブラーニング前後の生徒アンケートを比較検証し、学習意欲の変化を調査する。(第1回は調査済み)
4 協議
(問)アンケートの調査内容、人数に妥当性がないのでは。
(答)2回目のアンケートの内容、方法を検討し直す。
(問)学習意欲の向上は、どのようにして図るのか。
(答)持ち帰り、筑豊地区研修部で検討する。
5 指導助言
○アンケートの調査項目は統一したほうがよい。
○生徒に成功体験を積ませるだけでなく、物事の有意性を認識させる工夫を。
○アクティブラーニングを「個」の教員の取り組みでなく、「集団」の取り組みとなる方法を探ること。
○生徒の学習意欲の向上をどんなアンケート内容で測るのかを練るべきである。
6 今後の課題
○田川地区4校だけでなく、筑豊地区全体の研究となるようにしていく。
○アンケートの調査対象を広げ、研究対象の人数を増やす。
○研修部で内容を研究内容やアンケートを再検討し、最終提案に結びつける。