福岡県高等学校教育研究会

Fukuoka High school Educational study group

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会長挨拶

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 ごあいさつ 

江口校長HP用写真
福岡県高等学校教育研究会会長 (高等学校長)

 私は、松尾圭子前会長の後任として、平成30年度福岡県高等学校教育研究会の会長を務めさせていただきます江口也文(えぐちなりふみ)と申します。昭和46年に発足して以来、本県の高等学校教育において重要な役割を果たしてきた本研究会の会長として、その職責の重さに身が引き締まる思いでおります。日頃から研修・自己研鑽に励まれる高教研会員の皆様方の熱意に応えられる有意義な研修ができますよう、また、各学校の教育力の向上、引いては本県教育の充実・振興に少しでもお役に立てるよう、微力ではありますが力を尽くす所存です。会員の皆様におかれましては、御理解御協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
御承知のとおり、平成29年3月31日に小学校・中学校の新しい学習指導要領が告示されました。そして、平成30年3月30日には高等学校にも学習指導要領の改訂の告示がされました。その改訂の趣旨の一つとして、「豊かな創造性を備え、持続可能な社会の創り手となることが期待される子供たちが、急速に変化し、予測不可能な未来社会において、自立的に生き、社会の形成に参画するための資質・能力を一層確実に育成する」と述べられています。
現代は、知識基盤社会と言われ、知識や情報が社会のあらゆる分野で非常に重要な役割を果たす時代であり、新たな知識や情報が次々と生み出される一方で、既存の知識や情報の一部は急速にその価値を失い廃れてしまうといった現象も起きています。近年よく耳にする「経済格差」という言葉がありますが、今現在、その「経済格差」が個人の持つ知識や情報処理能力と連動しつつあるように感じます。
かつて、勉強といえば学生がするものでありましたが、これからは、社会人となってからも生涯にわたって学び続ける態度が非常に重要な時代と言われます。従って子供たちには、既存の知識や情報を身に付けるだけでなく、今は未知の、新しい知識を得て、新しい情報を処理する能力、さらには、新しい知識や情報を、自ら生み出す能力が必要です。そのため、福岡県教育委員会が取り組んでいる「新たな学び」プロジェクトや「鍛(きた)ほめ福岡メソッド」などの取り組みの意義は大変大きいものがあると思います。
また、子供を教育する側である学校の教師についても、学び続けるという視点は、一層重要度を増しています。平成27年12月21日に出された中教審答申「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について」において次のように述べられています。「変化の激しい社会を生き抜いていける人材を育成していくためには、教員自身が時代や社会、環境の変化を的確につかみ取り、その時々の状況に応じた適切な学びを提供していくことが求められることから、教員は,常に探究心や学び続ける意識を持つこととともに、情報を適切に収集し、選択し、活用する能力や知識を有機的に結びつけ構造化する力を身に付けることが求められる」と。
子供たちは、新しい時代、新しい世界において、自立し、社会貢献するために、生涯学び続ける態度が必要です。ならば私たち教師もまた、学び続けることが必要です。改めて私たちは自分の学びの姿を振り返り、研鑽を積むことの重要性を再認識する必要があるのではないかと思います。そしてこの高教研がその一助となれるよう、努めてまいりたいと思います。
最後になりますが、高教研会員の皆様の御健勝と一層の御活躍を祈念するとともに、皆様の御協力と研修への積極的な御参加をよろしくお願い申し上げます。

最終更新 2018年 5月 09日(水曜日) 14:27  

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