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平成25年度 研究発表中間報告

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平成25年度高教研 夏季研修会 「研修プロジェクト中間発表」報告

 

テーマ 「生徒募集を充実させるための展望と課題」

         ~筑後地区の取組み~    

 

筑後地区プロジェクト研修委員

 中村  徹(伝習館高等学校)

 吉川奈穂美(大川樟風高等学校)

 湯地 匡浩(久留米高等学校)

 溝田 憲一(朝倉高等学校)

 石井 康寛(三池高等学校)

 出田 亮一(八女農業高等学校)

 

1 課題設定の理由

   筑後地区における15歳人口の減少に加え、私立高校や高専等による早期からの積極的な生徒募集の影響から、都市部を除く幾つかの公立高校においては、定員割れの危機がもはや人ごとではない状況になりつつある。しかしながら、志願者の減少に危機感を抱きながらも、学校単位での取組みには限界があり、効果的な手立てがとれていないというのが実態ではないだろうか。一方私立高校においては、様々な方法で生徒募集に対する取組みを行っており、着実に成果を上げている学校もある。このような状況の中、公立学校の生き残りのために何が必要かを考え、生徒募集の具体的な実践が喫緊の課題である。

   そこで、現時点における学校の特色を生かした生徒募集の取組みを分析し、今後の生徒募集を充実させるための課題と展望を明らかにする。

 

2 研究方法について

  (1)研修部役員が所属している高等学校の「生徒募集を充実させるための取組み」について分析し、課題をまとめる。

  (2)私立学校の広報活動について調査し、考察する。

  (3)筑後地区の各高等学校及び中学校にアンケートを実施する。アンケートは内容の検討も含め、生徒募集を充実させるための課題を分析してから実施する。

  (4)アンケートの集約分析を通し、今後の生徒募集を充実させるための課題を明らかにするとともに、特色ある先進的な取組みをまとめ、展望につなげる。

 

以上について、中間発表で話をしました。

 

 

中間発表での質疑応答・講評では、次のような質問がありました。

 

①私立学校の広報活動はどのように調査するのか。

 私立学校の学校説明会に参加した資料をもとに県立学校との相違点や参考にできることを整理していく。また、今後の改善点の糸口を模索する。

②アンケートは、中学校だけでなく、塾にもして欲しい。

 中学校と塾に対してアンケートを実施するように変更しました。

③中学校や塾にどのような内容を質問するのか?

 中学校や塾に「どのような質問をして欲しいか」について、9月中に筑後地区県立学校にアンケートをFAXで送ります。返信を9月30日までにしていただき、内容を集約して、10月に中学校・塾にアンケートを実施します。ご協力よろしくお願いします。

④生徒募集を充実させるために、いくつかのモデルを考えていく。

アンケートの集約を受けて、県立学校の課題点とすりあわせをして、考えていく。

 

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